今まで、誰も教えてくれなかった インテリアデザインのノウハウ

< 第3章 インテリアデザイン・プランニング編 > 20


◆4つの「〜になったつもり」その4・・・1



さて、最後の「〜になったつもり」その4は


「あなたが、お店で働く従業員になったつもり」です。


(*この節では、わかりやすい例として、
  レストランなどの飲食店の場合で考えてみました。)

ここでの従業員とは、個人で新たに店舗を出店する場合は、
クライアント自身やその家族を指します。また、法人であれば、その会社の社員が
これにあたります。

この従業員の皆さんが働く場所は、あなたがデザインしたお店になるわけです。

私達デザイナーは、クライアントの依頼があり、デザインをして実際に
店舗を作り上げるまでが仕事です。
しかし、そこで働く従業員の皆さんは、お店がオープンしてからが本番です。

この従業員の人も、大きく分けて料理を作る調理係と、直接、来店客に接する、
接客係に分ける事ができます。


まずは、接客係の従業員にとっては、どんなお店が望ましいのでしょうか?

それは、なんと言っても、働きやすい事がとても大切になってきます。

一口で言うと、


“そこで働いている姿が、想像できるお店の事”


が大切になってきます。

あなたも、たまたま入ったお店で、


「こんな素適なお店で、働けたらきっと楽しいだろう。」
「ここの店員さんは、生き生きしながら働いていて、感じのいいお店だなあ。」


こんな印象を受けた、お店に出会った事はありませんか?

こんな店員がいる、お店に共通しているのは、働いている職場である、
お店が好きな事が上げられます。
(もちろん、ここでは職場での人間関係や待遇は別に考えます。)

つまり、お店へ来店してくださるお客様と、同じ視点で考えればいいのです。
やはり、従業員の人達も毎日働いて、気持ちのいい職場、
楽しい職場がいいに決まっています。


そのためには、従業員の人達でも、ちょっとした演出が出来たり、
ちょっと気分を変えられるシカケを、お店の中に幾つかデザインしておくといいのです。


例えば、ふだんは壁にすっきり納まっている可動式の家具を作っておき、
時々、この家具を移動させて、絵やフラワーを飾れるようにしておくのも、
1つの方法です。

あるいは、壁面の一部に扉を付けておいき、その扉を開けると、
その中は全てミラー貼りのディスプレイスペースにしておく方法もあります。

そうすれば、扉の開閉で、お店の雰囲気が変わるだけでなく、ここにお店の商品や、
センスのいいアクセサリーを飾る事も出来ます。

その他にもスイッチ1つで、昼と夜をまったく違った照明でライティングをしてみる事など、
アイデア次第で様々な方法が考えられます。
(あなたの、ちょっとした遊び心でいいのです。)

このように、従業員の人達でも手軽できる演出を考えておけば、
とても楽しい空間になるはずです。

あなたが、気分転換のために、自分の部屋を時々、模様替えしたり職場のデスクに
お気に入りのアクセサリーやフラワーを置くのと同じ事です。


ポイントは、短時間でお金をかけなで出来る事です。

従業員自らの手で、お店の雰囲気を変えて楽しめる事です。




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第3章→  クライアントの要望施工現場のチェックプラスからマイナスに考えるクライアントは神様?
コンセプトについて〜になったつもり・その1その2その3|その4|忘却メモ

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